親子を癒す胎児ごっこ

育児ブログなどで「胎児ごっこをしている」という
記事をみかけたりしますが、
我が家でもよくやっています。

やってみよう!と提案したわけではなく
子供たちがエプロンの中に入ってきては「赤ちゃんの真似」をするのです。

まだ出たくないよ~
お腹が気持ちいいな
そろそろ外で遊びたいなあ
産まれてみようかなあ

などと言って
エプロンをめくると「おぎゃーー」と産まれます。

娘は7歳になりますが、こんな家事の合間のちょっとした遊びが大好きです。

8秒抱っこもそうですが小学校に入学してからというもの
お互いの時間が少なくなってきました。

噂の「8秒抱っこ」の効果は?(ほぼ)毎日実践中♪

ですのでギュッと凝縮して甘えさせてあげられる
胎児ごっこは親子の癒しの時間です。

年齢とともに生活スタイルも変わり
親子で一緒に過ごせる時間や濃度も変わってきます。
他の人に見られたらちょっと恥ずかしいかもしれませんが
いつも頑張っている娘をエプロンの中に入れて家事をするのも
たまにはいいかなと思っています。

 

育児はどんどん大変になる?楽になる?

先日、まだ小さな3~4ヶ月位の赤ちゃんを抱っこしたお母さんが
バス停で待っていました。
するとそこにご婦人がニコニコと近づいて行って
「かわいいね」「いまは何か月?」などと会話をしていました。

そのすぐ後ろで子供たち二人とバスを待っていた私。
ご婦人と赤ちゃんを抱っこしたお母さんの会話が耳に入ってきました。

「今はただ抱っこされて寝ているだけだから、本当に楽よね」
「育児はこれからどんどん大変になるんだから、体力をつけて覚悟しなくちゃね」

そういってベテランお母さんは新人お母さんを励ましていたのでした。

私ももしかしたら以前はこんな風に言っていたかもしれません。
特に
「これから歩くようになったらもっと大変?」
なんて聞かれたら
こんな事があったなんて子育て事件簿を面白ろおかしく話していたのかも。

でも客観的にこの会話を聞いていたら
こんな心温まるアドバイスも、特に初対面の方の場合
よく考えてからしないとなと思ってしまいました。

だって赤ちゃんはその時はたまたま寝ていたかもしれないけど
初めては何もかもが大変、不安、心配…

そんなお母さんに「もっと大変になるよ」というアドバイスは
あまり必要ないのかななんて思ってしまいました。

育児は子供の成長とともに
楽になることが増えると、それにともなって工夫しなければいけないことも増えます。
どんどん大変な事が蓄積され加算されていくわけではないんですよねきっと…

でもその「大変」「しんどい」と思うピークは人それぞれで
育児がある程度落ち着いた人は
自分のピークを振り返り「この時期に大変になる」と先回りして教えてくれているんですよね。
もちろんバス停でのご婦人は優しさと温かさをもってお話していたのは
伝わってきましたが、
そのアドバイスでお母さんの心はまた少し不安が増えてしまったかもしれませんね。


私がまだ子供が小さい頃、スーパーでたまたまであった方にこんな言葉をかけて
もらいました。たぶん私が疲れ切って見えたのだと思います。

「子育ては大変だけど、これからどんどん楽になって
一緒にできる事が増えて楽しくなっていくから安心しなさい」と。

その時はバタバタしていてあまりちゃんと噛みしめる事が
できなかったこの言葉は
とても素敵なものだったなあと思い起こします。

確かに子育て歴7年。
一緒にできる事がどんどん増え、子供と過ごす時間がとても楽しくなっています。

子育てはどんどん大変になるから覚悟しなさい
子育てはどんどん楽になるから安心しなさい

どちらも正解かもしれません。

あなたはどう感じますか?

【子供の人間関係】女の子3人組 板挟みになった娘がとった行動とは?

今年入学した娘は年少の時から既に人間関係に悩んでいました。
年少の時は
「私は〇〇ちゃんと遊びたいと思うけど、誘った子は果たして同じ気持ちなのか」
という事にかなり悩んでいました。

年長では女の子3人組の人間関係のこじれから
登園拒否になっていた程でした。
これらは娘のもともとの個性に由来するものも多く、
小学校に入ってから、さらに複雑になっていく人間関係に
うまくやっていけるのか親としては不安の種です。

しかし、ここ最近は今までとは違う対応をしているようで
成長を感じた出来事がありました。

年長時に女の子の3人組でとても悩んだ娘。
小学校に入学してもまた3人組になってしまいました。
娘の性格を知る親としてはいつ関係がこじれるか心中穏やかではありません。

3人でいると日々起こりがちなのが
2人の意見の間に立ってしまう事です。

優柔不断で人の意見を優先させやすい娘は、
こんな時にとても困ってしまいます。
Aちゃんが「外で遊びたい」
Bちゃんが「図書室に行きたい」
と言われたときに
娘は(私は外に行きたいけど、そういったらBちゃんが傷つくのではないか・・・)
と考えて答えがなかなか出せず、結果2人からイライラさせてしまうタイプです。
(今はこんな時はジャンケンを薦めているみたいです)

最も困るのがAちゃんとBちゃんが喧嘩をした時に
「どっちの味方になる?」「どちらが悪いと思う?」
言われる事です。
これは大人でも困りますよね。

ここ最近もこういった出来事が頻発しているようですが
最近の娘のとる行動は昔とは大きく異なってきました。

一番大きな違いは
「一人でもいいや」と思えるようになったことです。
今日は一人でもいいや。別の子と遊ぼう。こういった選択肢が増えたことは
娘の気持ちをかなり軽くしたようです。

そして
「まずは一度気持ちを受け止めてあげると、うまくいくことが多い」
と娘。

私が「詳しく教えて~!」とせがむと

「〇〇ちゃんがこうしてきて!どう思う?」って言われたとき、
前は「どう思う?」の答えを一生懸命考えて悩んで黙ってしまっていたけど
今は「怒ってて、すごい腹立つんやねー」「すごく悲しいんやね」って
まずそう言ってあげるだけで
実はほとんどうまくいくことが多いってわかった。
「〇〇ちゃんの方が悪いよ」、なんて嫌々答えなくても
落ち着いて仲直りできることも多い。

と教えてくれました。

一年生の娘がここまで考えていることに驚きでしたが
実際こういうことって多いですよね。

なぜそう思うようになったのか聞いてみると
「私が悲しいときに、もし私が悪くても
「それは娘ちゃんが悪いよ」なんてお父さんとお母さんはいきなり言わないでいてくれるでしょ。「悲しいんだね」って言ってくれるだけで
「もしかして私が悪かったかもな」って思い直せることが多いから。」
と教えてくれました。
私たちの発言をちゃんと聞いていることにちょっと気が引き締まる思いでした。

これからもきっとたくさん人間関係で悩んでいくと思いますが
こうやって試行錯誤しながら穏やかな日々を創れる力を
育んでほしいなと願っています。

大きな抱っこ魔には鏡を見せてあげて、満足感UP♪

我が家の大きな抱っこ魔は15キロ超え。
もう一人は20キロ近くあります。
さすがに立って抱っこすると腰に負担があり、難しくなってきました。
それでも一日に一回は「立って抱っこして」と甘えてきます。

そんな私が昔から使っている方法が
「抱っこしている姿を鏡で映してあげる」事です。

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少しだけ時間をとってあげて、鏡の前で思いっきり抱きしめてあげ
その姿を見せてあげます。

すると、客観的に自分の姿を見て
恥ずかしい気持ちと満足する気持ちとで
長い時間せがまれません。

抱っこされている姿を鏡で見る子どもたちの顔は
ちょっぴり恥ずかしそうで、とても幸せそうで
私も大好きです。

これは赤ちゃんの頃から有効で、
赤ちゃんは鏡が大好きなので
「(興奮させすぎるので)赤ちゃんに鏡を見せるな」という言い伝えがあるほど
赤ちゃんは鏡に映る自分の姿が好きですよね。
さらに抱っこしている姿を鏡で見てもらと
満足感はさらにアップ♪しているように感じています。

子どもが抱っこをせがむときは、
バタバタしていて子どもを見ていない時だったりします。
なので、手を止めて一度しっかり抱っこしてあげた方が
その後がスムーズに進むことが多いんです。

大きな抱っこ魔に悩まされているママパパがいたら
試してみてくださいね。

8秒抱っこについてはこちら