【年齢問わず楽しめる】おうちで楽しくアルゴで遊ぼう!!

掲載日:2020年05月12日

頭の良くなるゲーム「はじめてのアルゴ」で遊んでみた(5歳・7歳)

掲載日:2017年05月11日

ボードゲームやカードゲームなどいわゆる「アナログゲーム」
が好きな我が家の子どもたち。
今回は
頭の良くなるゲーム はじめてのアルゴで遊んでみたので
難易度や熱中度をご紹介したいと思います。

頭のよくなるゲーム 『はじめてのアルゴ』
発行:株式会社 学研プラス
価格:本体2,000円+税
対象:5歳以上(パッケージには未就学~小学2年生までとなってますが後述します)
ISBN:978-4-05-750545-9
学研出版公式 HP

↑こんなパッケージで書店などに売っています。
どうぶつ将棋などと一緒に置かれてることが多いですね。

対象年齢
未就学から小2までとなっていますが、要注意ポイントです。

・数字が1~10までわかっている
・数を小さい順に並べるという事を完全に理解できている
・右と左を理解している

少なくとも上記ができないと、「はじめてのアルゴ」そのもののルールで
子どもだけで遊ぶことは難しいです。

未就学と書いてあるから3歳でもOKだと思うと
数字に慣れている子でないと難しいと思います。
(数が数えられるだけでなく、ルールには論理的思考が必要です)

子ども用になっているポイント

・通常カードで行う「アルゴ」ですが、「はじめてのアルゴ」は
かわいいパンダ柄の牌。
耳と顔がついているので9と6を間違わない工夫もされています。

・牌は軽いけど適度な重さがあり、立てて使います。
「相手に手札を見せない」という
子どもにとっては意外と難易度が高いことも簡単です。

・通常の「アルゴ」は0~11までを使いますが、「はじめてのアルゴ」は
子どもになじみの深い「1~10」までで遊びます。

ちなみに本物のアルゴはこちら
「はじめてのアルゴ」の元になっている「アルゴ」も
大きく頭の良くなるゲームと書いてあります・・・・
作った方たちが
算数オリンピック委員会、東京大学有志、数学者で大道芸人のピーターフランクルさんらなど「超・頭の良い人たち」が作っていますので・・・
実際にこのアルゴを使った有名学習塾や進学校もあるそうですので
きっと学習にも効果的なんでしょう。

しかし!ゲームは頭が良くなるためにやるものではなくて
楽しいのが一番だと私は思っています。
やっている間に考える力がつけばラッキーかもしれませんね。
私はカードゲームやボードゲームを子どもたちと一緒にする理由は
決して「頭を良くしたいから」ではなく「楽しいから」です。

はじめてのアルゴのルールは「アルゴ」と基本的には同じです。

①裏返しにした牌から各4枚つづ自牌をひきます。
②相手に見せないように
左かから小さい数字の順に並べ替えます。
この時白と黒で同じ数字が来た場合「黒が小さい」というルールです。
(ここが結構難しい!)
③相手の見えない数字を推理して全部倒す(オープン)させれば勝ちとなるゲームです。
数字を当てられれば間違えるまで当てることができます。
間違えれば山からひとつひいて、また小さい順に並べて倒して(オープン)して
置きます。

④牌が全部倒された(オープン)されたら負けのゲームです。

プレイ後の感想

まず、このゲームは子どもが普段数字にどれだけ慣れているかで
ずいぶん変わってきます。

うちの子どもたちは
5歳児
・1~120まではなんとか数えられる
・2ケタを超えない足し算ならなんとかできる
・引き算は指を使わないとできない
・数字は嫌いじゃない
という感じです。

7歳児
・1~200まで数えられる
・足し算・引き算はなんとかできるけど苦手
・数字があまり好きじゃない
という感じ。

こんな二人のはじめてのアルゴはまずルールの理解が大変でした。
このゲームは
「間違いなく牌を並べている」前提で行います。
ですので例えば右から順に並べてしまっていたり、
とった新しい牌を入れる場所を間違えてしまっては
ルールが成り立たないのです。

次にこのゲームの肝となる数字の推理部分です。
こんな手札だったら相手は
「黒の3が倒れているから、一番左は1か2だ」と考えなければいけません。
また
黒の3と白の9の間にある数字は
「白3、4、5、6、7、8」で自牌で持っている数字を見ながら
候補を狭めていく・・・というゲームです。

この推理ができるようになってくれば、確かにとても楽しいと思います。
後々に夫婦で対戦したらかなり白熱しました!

今までやってきた
どうぶつ将棋やUNO、トランプ(ババ抜きや7並べ)の中でも一番難易度が高く
子どもたちも「楽しむ」ところまで理解ができていませんでした。

まずは少し「推理」する考え方の準備が必要そうです。

まずは↓の歯抜けの数字がすぐに答えられる

次に下の隠れている数字の予想ができる
これがスムーズにできるようになると楽しく遊べるんじゃないかなと思いました。
まず、うちの子はここからですね・・・
でもこれを「勉強」と受け取らずに「ゲーム」として遊んでくれるか、わかりません。

対象年齢が小2までとなっていて、きっとそれ以上は「アルゴ」が推奨されているんだと思うのですが、
うちの子どもたちは小2までにちゃんと楽しく遊べるようになるのか疑問です。
(当てずっぽう、ではなく推理できるまで)

逆に数字が好きな子には楽しいゲームなのではないかと思います。

またどれくらいで楽しく遊べるようになっていくのか後日書いていきたいと思います。
アルゴ 公式HP