緊張している子どもには〇〇をしてあげる

掲載日:2018年02月26日

みなさんのお子さんは緊張しやすいタイプですか?
こどもが「緊張しているな~」と思った時に
親ができることは何でしょう?

先日わが子の通う幼稚園では発表会がありました。

年少さん時は何が何だかわからないうちに
ただ楽しく終わっていた息子も
年中さんになると「自分のパートを失敗しないように」とか
「いつも早くなってしまう所をゆっくり」とか
口に出していたので、
ほどよい緊張感と責任感が生まれているのを感じました。
こうなってくると、終わったときの達成感もひとしおだと思います。

娘は(娘の中で)大役があったので
もう3日前くらいから発表会のことで頭がいっぱいです。
娘は小さな時から緊張しやすいタイプで
その緊張をバネにするタイプでもあります。
自分で自分を追い込んで、練習を重ねていくので
時には泣きながら練習しています。

そんな姿を見ていると親が思うことは
「本番で、この頑張りを十分に発揮できるといいな」
という事です。

別に一番になってほしいとか、目立ってほしいなんて気持ちはありません。
ただただ、日ごろの努力をそのまま発揮できたらいいなと。

緊張も度を越えるとパニックになり
普段練習してきたことができなくなってきてしまいます。
ほどよい緊張が大事ですね。

我が家ではまだ経験はありませんが
ピアノやダンスなど小さな時から発表会がある子たちも
「あんなに練習してきたのに、当日になって真っ白になってしまった」
なんて話も聞きます。

私はそんなとき、どうしているかお話しますね。

まず、「手を触ります」

すると普段はポカポカやわらかい子どもの手が
緊張していると
ひんやり冷たく、硬くなっているときがあります。
(真冬の外遊びとかは別ですよ!)

こんな時、緊張してマイナス思考になっていたりするときだと
私は思っています。

人は緊張すると交感神経が働き、
身体の中心に血が集まって、手足の血液が不足してしまいます。
そのため、極度の緊張状態では

心臓バクバク
唇や顔が真っ青
手足がくがく
呼吸が浅く、息がしずらい

という状態になるわけです。
こうなってしまうと体も頭もうまく動きませんので
普段の力が発揮できなくなってしまいます。
子どもによっては自分の身体の異変に泣き始めてしまうかも
しれません。

こうなる前に

①手を握ってあげながら、さすって手をよく温めてあげます。

②手を握り温めながら、安心できるような声をかけてあげます。

③深呼吸をうながしてあげます。

これだけで全然ちがう!
と私は思っています。
なぜならば、よく夫にしていて効果を実感しているからです。
もちろん、自分でもやりますよ(笑)

自分でやる場合は手を太ももにこすり合わせて
温めるだけで違います。

やっぱり子どもにとって、安心できる人の手は
ホッとできるものだと思います。

もし発表などの直前にそれができない時でも、
朝やってあげるだけで違うと思いますよ^^

これから新生活で緊張が続くかもしれませんが、
緊張しやすい子には試してみてくださいね♪