「オーガニック」と「ボタニカル」って何が違うの?

掲載日:2018年05月30日

世はボタニカルブーム!
化粧水から柔軟剤・シャンプー・・・または家具まで
「ボタニカル」とついた商品が売られています。

一方、「オーガニック」という単語もありますよね。
この「ボタニカル」と「オーガニック」の違いについて
今さら聞けない主婦の常識♪

まず「ボタニカル」とはbotanical(英)
「植物の」「植物学の」という意味の形容詞です。
商品に使われる場合は
「植物由来の」という意味で広く使われていることが
多いようです。

植物柄の服を着る「ボタニカルファッション」や
インテリアに植物を加えるなど、
ライフスタイルにも広く使われ始めています。

「オーガニック」とはorganic(英)
化学肥料を使わずに、太陽・水・土・生物など
使って育てる有機栽培で育てられた作物やその加工品に使われます。

国によって「オーガニック」の規定基準は異なります。
日本においては今のところ
有機JASマークが「オーガニック」の証となっています。

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しかしながら、化粧品類に関してはJASマークを付けることができず
認定機関もありません。

欧州ではオーガニック化粧品に関して厳しい基準を設けた
認定機関があるようです。

では「ボタニカル」と「オーガニック」の違いって?

では「ボタニカル」と「オーガニック」の違いはどうでしょうか?
ボタニカルは広く「植物由来」「植物」のという意味で使われています。
しかしながら、その植物の育成方法や生産方法に関してはわからない
という感じでしょうか。
「オーガニック」は生産方法や加工方法までこだわっていて、
その認定機関もあるという事になります。

しかしながら、化粧品類はオーガニックの認定がない事から
同様の製法であっても「ボタニカル」として表現を避けたり
することもあるようです。
生産方法や原料など気になる場合は、メーカーのHPやお客様窓口で確認してください。

店頭やCMでみかけた際もこんなことを知っておくと
より物を選ぶのが楽しくなるのではないでしょうか。