【岩手日報】最後だとわかっていたなら【ノーマ コーネット マレック】

掲載日:2017年03月12日

昨日、東北に住んでいる新聞の関連会社で働いている親戚から
「岩手日報がとても素敵だから」と
言ってシェアしてくれました。

これは
ノーマ コーネット マレック(作)/佐川睦(訳)
最後だとわかっていたなら
という詩の一部です。

この詩は作者が離婚し離れて暮らしていた息子さんが突然事故死してしまい
その悲しみの中で書かれた詩です。
この詩は1989年に発表されましたが、
同時多発テロ以降、インターネットを通じて爆発的に広まりました。

大切な人を失った経験がある人は
共感せずにはいられない詩です。

もし幸いにもまだその経験がない人でも
その幸せにハッとさせられるのではないでしょうか。

私も学生時代お付き合いしていた人が病気により急逝してしまったり、
いつも遊んでもらっていた従妹も若くして帰らぬ人となってしまいました。
その後もたくさんの大切な人たちとお別れをしてきました。

「会いたいな」「この事を話したい」
「なんて思うか聞いてみたい」とふと思っても
それができないもどかしさ、
つい昨日まで近くにいた人がいなくなってしまう違和感・・・

私は日常的に心に決めている事があって
朝ケンカ別れしない
ケンカしてもその日のうちに解決する
ということです。

以前、朝あまりにも娘が我儘をいうので
怒ったまま、泣かせたまま
バスに乗せたことがありました。

その話を会社にいる夫にメールしたら

「朝怒って別れたらだめだよ、一日が良くないものになるし
それで何か失敗してしまうかもしれないし
どんな短い間の別れでも、笑顔で送りださなきゃ」

とたしなめられ、娘の泣き顔を思い出し、深く反省しました・・・

また「短い間の別れ」という言葉にドキッとしてしまいました。
日常で、当たり前に家族それぞれの場所で動いているけど
毎日「短い間の別れ」、そして「無事再会」できているだけ
なんですよね。

この詩にもあるように
「ごめんね」「ゆるしてね」「ありがとう」「気にしないで」
とすぐに言えるように
私も心がけています。
加えて「大好き」ですね。

現在サンクチュアリ出版にて
詩を一部公開しています。
また本も出版されていますので、興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。

最後だとわかっていたなら
ノーマ コーネット マレック・作 / 佐川睦・訳
定価:1000円+税
発行・発売 サンクチュアリ出版
ISBN 978-4-86113-906-2