防災ミルク・防災離乳食・防災幼児食

掲載日:2016年04月18日

●乳児や幼児のいる家庭での防災食情報をチェック!

未就園児のママが気になるのは非常時の避難所や自宅での子供の食のことではないでしょうか?避難所にはある程度の備蓄量しかありませんし、用意されている備蓄食の種類もあまりありません。子供が口にする非常食についてすこしかんがえてみましょう。

<乳児>

完全母乳のママ・・・・
おっぱいをのんでいたら栄養や水分があかちゃんにちゃんと吸収されるので心配はありません。
しかし、大きな地震の後、ママの不安な気持ちがお乳の出を悪くすることがあります。

また、非常食が高カロリーなものが多く、お乳の質も変わりがち。
完全母乳だからいいやではなくミルクも入れておくと安心です。

また避難所ではプライバシーの点から授乳ケープや布やタオルを持出袋に入れておくのもオススメ。

ミルクのママ・・・・
非常時は水道が使えず、哺乳瓶も煮沸消毒できるかわかりません。

そんなときスプーンで飲ませる方法も有効的です。哺乳瓶は割れモノですがスプーンはプラスチックや金属なのでリュックの中で割れたりけがしたりしません。
お湯は火がなくても温めのできる発熱パックが販売されています。

<離乳食>

非常食で多いのがパンやカンパン、おにぎり、水を入れるだけでできるご飯パウチなど。
離乳食時期の子供には少し食べずらいものばかり。そんなときに用意しておくといいのが、粉になっている離乳食スープやご飯
お湯を入れるだけでつくれるものは簡単でオススメです。

パンやカンパンもスープに浸して柔らかくして食べさせることもできます
ビンに入っている離乳食も保存期間が長めなのでオススメです。避難所へ行く際は1カ月分くらいはもっていきたいです。自宅の場合は3カ月くらいは用意しておくといとおもいます。
アレルギーのあるお子さんの場合は半年くらいの分を確保しておきましょう。

<幼児食>

幼児食にはいってからの子供は栄養素も気にしたいところ。
売られている非常食は高カロリーでもさもさして食べにくく、栄養も偏りがち。
そこで防災ママがおすすめするのは乾物や缶詰を使った簡単料理。
例えば切干だいこんは水もどしだけで使える食材でポン酢とゴマ油でサラダとしてもたべれますし、コーン缶やツナはご飯に混ぜ込んで食べてもおいしいです。乾燥わかめとコンソメの顆粒だけでおゆを注げばわかめスープになります。これは非常時だけでなくて、日常からママの手抜き料理として用いてみてください。日ごろから食べて慣れておくと安心です。