防災2つの備え

掲載日:2016年04月17日

〇災害が起きた時に命を守る備え

防災を考えたとき、時間軸でどんどん問題が変わっていきます。
地震がおきたとき、大きな揺れで支えがないと立っていられない、いろいろなものが倒れてきたり、とんできたり、割れたり、と今いる場所が安全な場所なのか考える必要があります。

1日、または1週間を考えてよくいる場所、家、職場、園など特定の場所がある場合は、もしそこで大きな地震が起きた時安全なのかを考えてみましょう

次にいったん地震がおさまった直後、周りのものが壊れていたり、危険もたくさんあります。その危険を回避しながら次に避難するのか、とどまるのかを決める。

その判断基準は情報収集になるので、情報をどれだけ手に入れれるのかその環境づくりを考えましょう。

また、日中家族が離れて過ごすことが多い家庭の場合はどう連絡をとりあうのか、連絡が取れない場合どこで待ち合わせるのか話し合っておきましょう

〇災害が起きた後生活を取り戻す備え

災害後も電気水道ガスなどライフラインが途絶えた状況で何日または何週間、何カ月過ごす場合もあります。家が半壊の場合は自宅避難生活になる場合もあると思います。
食べ物や飲み物、生活用水、トイレなど長期の生活を考えた備えをどれだけできるか考えてみましょう

すべて備えるとは難しいです。地域やご近所さんと共同で備えれるものがないかを考えてみましょう。

また、保険、災害支援金など、お金に関する知識も知っておくと役に立ちます。通帳や保険証、免許証などの証明がいるのかいらないのか、調べておくことも大切です。