読書週間~育児中 本を読む時間を作るコツ~

掲載日:2016年10月26日

2016年10月27日から読書週間が始まります。
子育て中は本を読む時間がないですね。
私もずっと本を読めない生活をしていました。
でもスマホをいじる時間を減らしたら・・・!?
読書週間だけでも、読みたかった本読みませんか?
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先日子どもたちと図書館に行ったときに、
3~4歳、6歳くらいの兄弟とお母さんが図書館に来ていました。
みんなそれぞれ好きな本を選んで
「じゃあ、お母さん少し本読むから、二人も好きなだけ読んでていいよ♪」
と言っておのおの本を読み始めました。
3歳の子も一生懸命自分でページをめくり、自分で読もうとしていました。
10分位して、すこしモジモジしてきたら
「お母さんいっぱい本読めた!ありがとう。読んであげようか?」
その子を膝に乗せ絵本を読んであげていました。

10分間、たったの10分間の読書時間ですが
意外と読み進めることができるのかもしれません。

3歳の時は10分でも、年々お互いの読書時間は増えていくのかもしれません。
また、「好きなだけ読んでいいよ」というのも
本を読むことは楽しいことだと思わせるような
(きっとお母さん自体が好きなんでしょう)
ちょっとした言葉だけど、魔法の言葉のように感じました。
素敵だな~と感心する出来事でした。

我が家ではそれぞれに「本入れ袋」を子どもたちに縫ってあげてから
子どもたちはよく図書館をせがみ、自分で本を読むようになりました。
本入れ袋に入る、自分の持って帰れる分だけがお約束です。
図書館までは30分近く歩いて帰ります。
重すぎて持って帰れないので、借りられるのはせいぜい3冊程度です。
なので、「気になる本は図書館で読んでいってしまおう」
思うようです。

我が家の本を読む時間をつくるコツは
「今、お母さんはこれを読んでいるんだ」と子どもに宣言しておくことです。
そして難しい内容だったとしても
本の内容を子どもたちに聞かせてあげることです。

本=ほっとかれる時間
ではなくてコミュニケーションの一手段に使っています。
そして本を読む時間はきまって早朝です。
子どもたちも「あの本どうなった?」なんて聞いてきてくれます。

産後~子育て中、私は本当に本を読まなくなってしまいました。
新聞に目を通す時間もありませんでした。
代わりにスマホをいじる時間はとても増えました。
いろいろな情報を本や新聞からではなく
すべてスマホから得るようになりました。
本ではなく誰かのブログから、経験や知識を得ました。
芋づる式に得たい情報を得られ、心に一気に火をつけることがある。
でも・・・なんだかすぐに忘れてしまう。
誰が発信した内容なのかわからなくなってしまう。
それが私にとってのスマホの読みものでした。
もちろんスマホの読みものも好きですが
やっぱり本が読みたい、と思うようになりました。

図書館や書店で自分の好きな本を見つけるのは、意外とコツがいります。
だけど偶然に出会い、人生を変えるような体験をできるのも
本ならではのような気がします。

私の今年の読書週間はこの本を読もうと思っています。
産後はじめて700P の大作に挑戦です。
32756育児中に本を読むのは本当に難しく
乳児を育てていれば、不可能に近いように思います。
でも、10分だけ、10分が難しければ5分だけ
スマホをいじる時間を減らせば1週間で1冊読めるかもしれません。
読書週間をきっかけに
気になっていた本、読みたかった本を読んでみませんか?