「おやすみ、エレン」の効果は?寝つきがよくなる絵本

掲載日:2018年11月26日

大ヒットとなった寝かしつけ絵本「おやすみ、ロジャー」の続編

「おやすみ、エレン」
「魔法のぐっすり絵本」と人気のこの本の効果をレビューします。

 


「おやすみ、エレン」は行動科学の専門家である著者と睡眠セラピスト
が監訳したいわば「寝る事に特化した絵本」です。
「おやすみ、ロジャー」のイラストが苦手という日本人の要望に応えて
より親しみやすい子供らしい絵柄になりました。

小さな頃から寝る前に絵本を1冊読むのが習慣ですが
絵本の内容によってより興奮して眠れなくなったり、
悲しくなってしまう事もしばしば・・・・

特に長女は赤ちゃんの頃から寝つきが悪く、今でも
ちょっとした体調や気分でなかなか寝付けない事があります。

購入してから5回ほど「おやすみ、エレン」を寝る前に朗読しましたが
なんと・・・
すべて読んでから読み終わるまでの間に
子供たち二人とも寝てしまいました!
(就寝時間は8時半~9時頃)

5回とも完読する前に寝てしまったので
確かに効果を感じました。
そしてうち2回ほど・・・
なんと私も途中で眠くなってしまいました。

しかしながら1冊読む終えるまでに30分弱時間がかかる幼児向けとしては長いものです。
「ササっと寝かせたい」と思う方には不向きかなと思います。

そして年齢について。
うちの子供たちはやっと「お話を最後まで静かに聞いている」事ができる
年齢になっています。

0歳児から読み聞かせをしていますが、「最後まで静かに聞く」
ようになったのは最近のように思います。

最後まで静かに聞くとこの絵本はとても効果があるように思えます。
眠りをいざなうテンポやトーン、ワードが工夫されているので
途中で途切れるとその効果が出にくいんじゃないかなと思います。

この文の筆者は絵本を勝手にめくったり、途中で話しかける行為はたいへん意味のあるものと考えています。
ですので寝かせたいあまりに「静かに!」「触らないで!」なんてなってしまうと
読み聞かせとして本末転倒になってしまうのではないかなと思います。

絵本を読んでいる途中に話しかける、ページを勝手にめくる・・・怒っていませんか?

もし読み聞かせの一冊としてではなく「とにかく寝かせたい」という
思いで購入する場合は図書館などで借りてからをおススメします。

読んでみて個人的な感想ですが
・30分ちかい読み聞かせを聞いていることができる
・口を挟まずに静かに聞き入ることができる
・読み手もゆったりとリラックスして読むことができる

と入眠に役立つ絵本であると感じました。

こちらの絵本は「寝かしつけ」に特化した物語になっていますので
入眠以外に良い絵本を探したいという場合はほかの絵本の方が
良いのではないかな?と思います。

参考にしてみてくださいね!

(効果は筆者が個人的に感じたものですので、あくまでも参考にしてください)