【いずれあやめかかきつばた】菖蒲・あやめ・かきつばたの見分け方

掲載日:2017年05月2日

先日も畑の周りに菖蒲(しょうぶ)が咲いていたように思ったので
「菖蒲湯にわけてもらおうかな」と畑主さんに声をかけたら
「これはあやめだよ~」「そして菖蒲湯の葉はこういうのじゃないよ~」
とお返事してもらいました。

え?いつも花屋さんで葉だけ買っていたのだけど
菖蒲湯の菖蒲の葉って紫色の花がついたあれではないの??

恥ずかしい・・・・

という事で、5月の花
菖蒲・あやめ・かきつばたについて調べてみました。

「いずれ あやめ か かきつばた」(どれも優れていて決めにくい)
という言葉があるように
あやめやかきつばた、菖蒲は見分けがとても難しい植物です。

子どもと散歩や散策の際も
違いを知っておくともっと楽しいですね♪

なんと漢字で書くと菖蒲

菖蒲(ショウブ)とあやめ。
あやめも漢字で書くとなんと菖蒲(あやめ)なんです。

見た目も名前も似ているなんて、なんてややこしいんでしょう(笑)

5月の菖蒲湯の菖蒲は「ショウブ科の菖蒲」

先ほども畑主さんに教えていただいた通り
菖蒲湯に使う菖蒲はこちら。
ショウブ科 のショウブです。

紫色の花が咲く菖蒲(ショウブ)は「花菖蒲(ハナショウブ)」で「アヤメ科」


花菖蒲は
・季節 6月中旬から下旬
・生息地 湿地帯
・葉 主脈が太い
・花 黄色い斑紋がある

アヤメは網目模様

アヤメは
・季節 5月上旬~
・生息地 乾いた場所
・葉 主脈が不明瞭
・花 網目模様
   外側の花びらに黄色い模様がある

カキツバタは水中にも

カキツバタ
・季節 5月中旬~
・生息地 水中や湿地帯
・葉 主脈が細い
・花 網目がなく外花被片に白い斑紋がある

ということで、なるほど先日畑にさいていたのは
「アヤメ」という事です。

皆さんも探してみてくださいね~