【必須アイテム】子供用ヘルメットの選び方

掲載日:2018年04月1日

最近はオシャレで可愛い子ども用ヘルメットが増えていますね。
車や徒歩ばかりなので自転車に乗らない、まだ購入していないって方も
今後お子さんが一人で自転車を運転する際に必要になってくると思いますので
参考にしてくださいね。

〇法律的には?

平成20年の道路交通法改正で幼児児童に対するヘルメット着用
努力が推奨されています。

・保護者は児童(6歳以上13歳未満)または幼児(6歳未満)を
自転車に乗車させるときは「乗車用ヘルメットをかぶらせるよう
努めなければならない」(63条11)
とされています。

「努めなけらばならない」というのは努力義務といって
もしできなくても法律違反にはならないという意味です。
しかし各地方自治体も児童用ヘルメットの着用を呼び掛け、
規定している所もありますので

少なくとも13歳未満の幼児~小学生の子を持つ親は
幼児(児童)用ヘルメットを持っているに越したことはないでしょう。

〇サイズ展開

幼児用ヘルメットは各メーカーによってサイズ展開が異なります。
ただ適宜買い替えが必要なアイテムです。

一度買ったのでそのままにしておくと、小さくなっていてちゃんと頭に
はまっていなかったり
逆に「長く使ってもらいたい」と大きなものを買うと
ズレて前方が見えなくなったり、あまりお勧めできません。

ヘルメットにサイズ調整アジャスターがついているものも多いので
50センチから56センチまで(約2~6歳)とかなり長い間、後方のアジャスターで
対応できる種類もあります。
必ず、年齢表記よりも㎝のサイズ表記で選ぶようにしてください。

 


〇サイズの測り方

メジャーを頭に回して目の上のおでこと後頭部が一番でっぱっている所
と耳上を通して測ります。
しかしながら、試着するのが一番です。
ヘルメット選びの失敗で多いのはやはりサイズ選びです。
親子ともに納得のいく商品を選べるよう、店頭で選ぶことをお勧めします。

〇ハードタイプとソフトタイプ

幼児用ヘルメットには大きくわけて2種類のタイプがあります。

ハードタイプ

最近よくみかける「バイクのヘルメット」のようなつるんと丸い形のタイプです。
ABS製などと書いてあるのでチェックしてみてください。
非常に頑丈で安全性が高いとされています。

ソフトタイプに比べると重く通気性があまり良くないものが多くなっています。
子どもは非常に汗をかくので、通気孔などもチェックしてあげてください。

(せっかく安全のために買ったのに、暑い、蒸れるからかぶりたくない
と言われたら困りますね)

ソフトタイプ

軽量プラスチックと発泡スチロールやクッションの組み合わせでできている事が多い
タイプです。
PC・PVC・ポリカーボネイト製などと書いてありますのでチェックしてみてくださいね。
こちらのタイプは驚くほど軽いのが特徴です。

軽いため子どもが嫌がらずつけてくれる
首への負担が少ない

などのメリットがあります。
頑丈さにおいてはSGマーク適合品であるかどうかを確認してください。

親の自転車に乗せる場合はソフトタイプ、自分で運転するようになったら
ハードタイプを選んで購入する家庭も多いそうです。

〇海外製のヘルメット

海外製のヘルメットは色がカラフルでオシャレ、思わず毎日つけたくなる
ようなデザインのものが多くなっています。
安全基準が海外の基準になっているものが多いので、購入前に
チェックしてくださいね。

また、「後頭部の形が合わなかった」という失敗談もあります。

サイズ展開も異なってきますので、㎝表記であることを確認してください。
また、できれば試着をお勧めします。

公道を走らなくても補助輪を外す練習の際にはヘルメットがあった方が安心ですので
子どもにもヘルメットをかぶる癖付けをしてあげると
良いですね。