やっかいなくっつき虫(ひっつき虫)を上手に取る方法

掲載日:2018年11月13日

お外遊びが大好きな子どもたちだと
家に帰ってくるとズボンやセーターにたくさんの
「くっつき虫(ひっつき虫)」を連れて帰ってくることありますよね?

今回は種類別のくっつき虫の取り方をご紹介します。

38565まずくっつき虫ってなに?

くっつき虫・・・といっても虫ではなく
植物の種のこと。
ひっつき虫ともいわれています。

秋~冬に原っぱに行ったり散策すると
知らない間に服やマフラー帽子などにくっついて
持って帰ってきてしまいます。
こうやって誰かに遠くへ運んでもらうのがこの種の役割です。

特に毛糸製品やフリース系のお洋服を着ていると
大変なことになることも・・・

くっつき虫には「くっつく方法」にいくつか種類があり、
今回は大きく分けて2パターンで説明いたします。

トゲトゲ系とべたべた系です。

まず最初にべたべた粘液でくっつくタイプには
乾燥させるのが一番です。
そのままの状態で天日干しして乾いたら払って
落としましょう。

トゲトゲ系はやっかいです。
なかでもやっかいなのがこちら!
センダングサ系のくっつき虫です。38576ちょっと雑草が生えている所で遊ぶとこのようになります。
38575こんな姿を見たら要注意ですよ~!黄色や白の花をつけます。

細くてからむためとにかく取れない!
大量にくっつく。刺さると痛い。
私の経験では掃除機ではとれません。
粘着式コロコロでもなかなかとれません。

注意は「洗濯機に入れる」
こうするとほかの衣類にくっついてもっと被害が拡大します。

今回は農家の方などが行っている方法をご紹介します。

ペットボトルに切り込みを入れて四角く穴をあけます。
3857038571このようにいろいろな角度から穴の部分を当てながら
滑らせて取っていきます。
38572取れたものがペットボトルにたまっていきます。
綺麗にとれました!

ただ、この方法も「取れやすい素材」であることが前提で
毛足の長いセーターなどにもぐりこんだ場合、
本当に取れません。
あきらめて手で取るしかありません。

なので草むらや山で遊ぶときはひっかかりの少ない素材で
遊ぶと良いですね♪