トイレ学習って効果ある?→家はこんな効果があった!

掲載日:2018年04月16日

 

トイレに覚えたい内容のポスターを貼っておくだけのトイレ学習。
自分が小さな頃やっていた学習?方法です。

自分が子供の時は「トイレに貼ってあったから覚えた!」なんていう記憶は
ありませんでした。
実際、このポスターも何かの付録でもらってから、
貼る場所がないからたまたまトイレに貼ってあるだけです。

ちなみに元素周期表はパパの趣味で貼ってあります。

我が家ではこんな効果がありましたので体験談としてご紹介します。

トイレは毎日一人で行く

このポスターを貼ってすぐにトイレからぶつぶつと声が聞こえるように
なっていました。
用便の際声に出してポスターを読んでいました。
教えたわけではありませんが、兄弟二人とも自然とそうしていました。

トイレは
・毎日行く
・一人で行く
・暇(手持無沙汰)

だから案外集中しているのかもしれません。

貼ってから1ヶ月位で

貼ってから一か月くらいでしょうか
「あ、この字見たことある!」
という言葉が日常で何回も出てくるようになりました。
当時幼稚園生で我が家では漢字は全く、1文字も勉強していませんでしたが
街中の標識や看板の字を見ては指さしていました。

「えーーっと、確か右の2番目の列くらいにあった」
「数字の下らへんにある」

と、こんな感じで1文字1文字は全然覚えていませんでしたが
なんとなく全体で見たものを記憶していました。
が、読めるまでには至っていませんでした。

でも今まで見過ごしていた「漢字」という世界がグッと近づいたのは
伝わってきました。

だんだんと画数の少ない・よく見かける文字から
絵とセットで覚えるようになってきた

それから、また少し経って
例えば月火水木金土上下、右左などよく見かける漢字を読めるように
なってきました。
ただし読みも音と訓が両方読めるわけでは無く、
書き順ももちろん覚えていません。

それでもわからなくなるとイラストを思い出してから
「そういえば〇〇だった」とつなげて思い出す姿もよく見かけました。

例えば「これって『きん』って読むんだっけ?」
と聞かれたら
「家のトイレに戻ったら調べてみようね」と返事をしています。

そこで教えてあげるよりも、トイレに帰ると「さっきの文字は~・・・」と
ちゃんと見直していたので、家の子供たちにはそちらの方が
記憶に残るような気がしています。

一番の効果は?

ポスターを貼って半年くらいでしょうか。
一番の効果と言えば、本を選ぶ幅がぐーーーんと広がったことです。

今までは振り仮名があっても漢字が入っている本は
「ママ読んで」
と私に振っていました。

最近は少し漢字の入った小学校低学年向けの本も
図書館で手に取るようになってきました。

そして読めない字があっても、
ある程度予想しながら読んでいる所もなかなか面白いところです。

例えば
青空がひろがっていて
という文章で
「あお」は読めても「そら」が読めなかった場合でも
「あお〇〇がひろがっていて・・・・」という文章から
「そらかな~」と予想しながら読んでいます。
(もちろん間違っている場合もたくさんあると思います)

いま年長になった下の子もなんとなく覚えているようで
上の子とテンポは異なりますが、自分のペースで少しづつ覚えています。

何事も早く早くやる必要はないと思いますが、
トイレに貼っておくだけで楽しみが増えたのだったら
それはとても効果があるな!と思います。
二人ともお勉強は好きではありませんが、
本を読む幅が広がったことはきっと子供たちにとって嬉しい事だと思います。

ちなみに・・・・
トイレに貼るポスターはずっと同じだと背景の一部になってしまって
目に入らなくなってくるらしいので
定期的に新しいものにするとより効果があるみたいです。

家のプリンターでプリントできるものもたくさんありますので
気になる方はぜひ試してみてくださいね♪

コラムでは実際に娘と息子たちの学び方や遊び方の違いを紹介しています!!
この中にも掲示学習を紹介していますので、是非ご一読くださいね!!

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