【消費者庁】子供の低温やけどに気を付けて

掲載日:2019年02月7日

みなさんは「低温やけど」したことがありますか?
私は子供の時に「湯たんぽ」でしてしまった経験があります。
「足をのせちゃダメ」と言われていたのに
寒くて自分でのせて、そのまま寝てしまったんです。

低温やけどはあたたかいな、心地いいなと思うほどの
温度でも長時間皮膚に接る事で思わぬ深いやけどになっていることもあります。

寝ている間はここちよく気が付かなくて
昼頃でしょうか?
傷みを感じてみてみると水膨れになっていたのを覚えています。

子供の低温やけどについてです。

低温やけどとは
体温より少し高めの温度(44℃~50℃)のものに
長時間触れ続けることによって起きる火傷の事。
近年では、ノートパソコンをひざ上に乗せて長時間使うことで下面からの放熱で受傷したり、キーボードやパームレストからの放熱で手のひらを受傷してしまったとの報告がある。

以下消費者庁からの抜粋です。

●低温やけどを防ぐためには、長時間同じ場所を温めないことが重要です。
皮膚が損
傷を受ける温度と時間の目安は、44℃では3~4時間、46℃では 30 分~1時間、50℃では2~3分です
大人に比べて皮膚の薄い子供はより一層の注意が必要に
なります。
●湯たんぽやあんか等を使用する場合は、製品の使用上の注意をよく読みましょう。
特に就寝時には、布団が暖まったら湯たんぽやあんかは布団から出すようにしまし
ょう。
●湯たんぽを使用する前に、お湯漏れしないことをしっかり確認しましょう。

消費者庁消費者安全課

より抜粋

以上にもあるように子供の皮膚は薄いので、大人以上に注意してあげなければ
いけませんね。
いくら寒くても貼るカイロをつけたまま就寝したりしないように
しましょう。

●もしやけどをしてしまったら

・水道水やシャワーなどの流水で、やけどした部分を 15 分~20 分間冷やしましょう。
・着衣の上から熱湯を浴びた場合は無理に脱ごうとせず、衣服を着たまま冷やしましょう。
・やけどが広範囲で全身に流水を掛けるような場合には、低体温に注意しましょう。
・市販されている冷えるシートでは、やけどは十分に冷えない可能性があります。
また、傷害面に直接シートを貼ることで皮膚障害が生じることもあります。
・凍ったもので冷やすと凍傷のおそれがあるので、直接冷やすのは避けましょう。
消費者庁消費者安全課より抜粋

低温やけどはおもわぬ深い損傷を負っていることがありますので
判断にまよったら迷わず皮膚科に行きましょう。

まずは道具の正しい使い方を守ることが先ですね!