徐々に広がっている「医療情報カプセル」という取り組みをチェック!【アレルギー・持病・高齢者】

掲載日:2017年01月26日

「医療情報カプセル」ってご存知ですか?
「救急医療情報キット」「命のカプセル」などとも言われ
全国の自治体で広がりを見せています。

まだ知らない方はチェック!

まずどんなもの?

救急医療情報カプセルは
・持病
・アレルギー情報
・薬情報
・かかりつけ医の診察券の写し
・健康保健書の写し
などを書いた紙を容器に入れ主に冷蔵庫に入れておく
という取り組みです。

冷蔵庫には「カプセルが入っています」というマークのシールや
紙を貼っておきます。玄関でも可です。

iryouzyouhoukittosettoga※所沢市のHPより

どうやって使うの?どのように役に立つの?

例えば持病を持っていたり、高齢者の独り暮らしなど
救急時にこのカプセルがあることで
適切で迅速な処置を取る際に役立てます。

kitto※所沢市HP

なぜ冷蔵庫なの?

「棚の中」だったりすると、各家で様々で緊急時に探すことができません。
「冷蔵庫」はほとんどの家に1つあり、
ほとんど決まった場所にあるので、見つけやすく全国で統一しやすい場所です。

どうやって作るの?

・まずは自治体HPをチェック。
様々な自治体でこの取り組みは広がっていて、高齢者や持病のある方には
申請すれば無料提供している自治体もあります。
まずは自治体のHPをチェックしてみてください。

・通販でも購入できる
救急医療情報キットは~500円程度で通販で手に入れることができます。

・自分でも作れる
タッパーやマグネットを使ってオリジナルで作ることもできます。
こちらのHP<京都救急医療情報キットを作る会>
は非常に丁寧に作り方や取り組みについて説明されています。

自分で作る際は「わかりやすさ」が大前提。
あまりにオリジナリティが高すぎると、「救急医療情報キット」であることが
すぐにわかりませんので
色々な市や自治体のHPで画像をダウンロードもできますので
そちらを有効活用してください。

例えば高齢の親が独り暮らしをしていたり、
家族にアレルギーや持病がある場合、用意しておくと
いざという時に役に立つかもしれません。