習い事をやめたいと言われたら?

掲載日:2018年04月23日

せっかく習って続けていた習い事を
突然「やめたい」という事がありますね。
または行く前に毎回「行きたくない」という子もいつでしょう。

こんな時
「やめるなんてダメ」
「わかった。じゃあやめよう」以外に何かいい言葉がけは
ないかなあと思っていました。

私の個人的な過去やお友達の話を聞いていても
ある程度経験して「向いていない」「合っていない」「つまらない」
習い事をずっと続けるのは良い事なのかと言うと
一概に良いとは言えないと思います。

週のうち決まっていくつかの曜日が苦痛なんですから
そのストレスは相当なのではないでしょうか?
私も子供の頃から習っていたスポーツが自分には合っていませんでした。
でもはじめたきっかけは「なんとなく、親に薦められたから」です。
結局嫌だなあと思いながら8年間も続けたのですが
楽しいと思っていないので、全然上達もしないし
「自分のやりたいことが削られる嫌なもの」という印象が強いです。
代わりに好きな事をやればよかったと心底思っています。
メリットと言えば就職活動で「根性がある」「我慢強い」などのイメージを
多少与えたかもしれません。

何が嫌なのかを知る

 

ひとつ大切なのは「何が気を重くさせるか親子で知る」事なのかなと
思います。
例えば
・習い事の内容は好きでも先生が合わない
・教室までが遠く行きかえりが面倒
・曜日が嫌だ(例えば疲れが溜まっている金曜の夕方にあるなど)
・習い事自体が合わない、興味がない
・ほかにやりたいことが見つかった
・(習い事は好きだけど)雨の日や疲れてる日だけグズる

先生が合わない、曜日、場所などが理由の場合
せっかく習ったことが身についていたり、道具を揃えていたりするので
教室を変えるのが良いでしょう。

他にやりたいことが見つかった時はなるべくその
やりたいことをやらせてあげたいですね。

興味がない、合わない場合は私だったらやめさせると思います。
お金の無駄、親子の時間の無駄だと思うからです。

もし何が嫌なのかうまく表現ができない場合は
「どうやったら楽しくなりそう?」と聞いてみるのも良いと思います。

次々変えさせらられるのは簡単じゃない

習い事には道具や入会金がかかります。
手続きも必要です。
なので「やめるのも時間がかかること」「お金もかかっていること」
はきちんとお話してもいいのかな?と思います。

一緒に調べる

新しい習い事を探す時はなるべく体験入学を利用したり
一緒に調べると良いでしょう。

その日だけの「嫌な気分」だったら

突発的に今日は嫌だなという気分だったのに
「そんな事いうなら辞めます!」と言ってしまっては勿体ないですね。
ただ疲れていて嫌だ、なんとなく気乗りしない
そんな時は「あと3回だけ行ってやめるか考えよう」など
回数を決めてあげると、意外にその間にまた楽しさを取り戻したり
するかもしれませんね。