【インタビュー】障害児によりそった服屋さんfukufuku312

掲載日:2018年03月7日

出産や子育てで価値観が変わったり
夢や目標が以前とは違うものになったママも多いと思います。
今日は子育てを機に新しい夢に向かって頑張る素敵なママを
ご紹介します。
先月から障害児によりそった服屋さん
fukufuku312をスタートさせた前田香さんです。

-まずはじめにどんなお店か教えてください

前田さん:こだわりの強い自閉症などの発達障害や肢体不自由なお子さまに
寄り添ったセミオーダーメイドの服屋です。
現在は店舗を持たず、Instagramやメールでオーダーを受けています。

-お店をはじめるきっかけを教えてください。

前田さん:第一子が自閉症で、服のこだわりが強く、
決まった服しか着られないので服を探すのが大変でした。
息子のこだわりに合ったものだと今度は同じようなものばかりでオシャレじゃなくなってしまうのが悩みでした。

元々は洋裁や手芸に興味がなかったのですが、
仲のいいママ友とハンドメイドのアクセサリーやヘアバンドを作り始めたのがきっかけで手芸やミシンが好きになり自分の子どもたちへ洋服を手作りしはじめました。

作ってみると息子も嫌がらず、私も着せやすく、オシャレな服を着ている息子を見て幸せな気持ちになれました。
他にも服で困ってる人がいるんじゃないかな?と
思いお店としてスタートすることにしました。

ーfukufuku312のお洋服のポイントを教えてください。

前田さん:脱ぎ着させやすい前開きタイプを用意しています。
衿ぐりのスナップボタン以外は面ファスナーで着せやすく、
寝たままのお着替えもできます。
素材も肌障りの良い、着ていてここち良いものを選んでいます。
左側開きですが、右開きも可能です。

その他、その子に合わせて
●身幅を狭くしてほしい
●丈を長くしてほしい
●衿ぐりをもっと広くしてほしいなどの
ご要望にもなるべくお応えしたいと思っています。

 

-ママ友との繋がりも新しい夢のきっかけになったんですね

前田さん:人に恵まれていろいろな友人知人に助けてもらっています。
このアイコンも友人に依頼しました。
親も子も両方にとって嬉しい服を作っていきたいので
活動を応援してくれている友人が私の想いを汲み取ったものに
仕上げてくれました。
                Eri Sato

ママ友とのハンドメイドの集まりがなければ、
こんな夢も思いつかなかったかもしれません。
型紙や作り方についてもママ友に相談させてもらったりしています。
あたらめて周りの友人知人に感謝しています。

-今後の展望を教えてください

まずは家庭優先で、この活動をより多くの人に知ってもらうために広報活動に力を入れたいです。
そしてボトムや他のアイテムへ商品展開を広げていけたらなと
思っています。

ー本日はありがとうございました!


Instagram fukufuku312