お掃除のキホン<アルカリ性洗剤>

掲載日:2015年05月26日

73c442b9fc75188109c432ba3ebe113d_sアルカリ洗剤は、汚れの中の油分と反応して一種の石鹸になり、それが汚れをおとすという仕組みのものです。

アルカリ洗剤の特徴をあげてみます!

1.油汚れ、皮脂汚れに強い
2.タンパク質汚れに強い
3.アルミには使えない

代表的には以下の種類があります。

1.炭酸ソーダ(炭酸塩)
家庭用アルカリ洗剤のなかではもっとも強力。ゴム手袋をして取扱いには注意が必要。
2.セスキ炭酸ソーダ(アルカリウォッシュ)
重曹に比べて水に溶けやすく、アルカリの強さがほどほどなので、洗浄力があるのに手荒れの心配が少ない。非常に使いやすい。布ナプキンやオムツの洗濯に効果的。その他、希釈してスプレーにすることで台所まわりの掃除にも役立つ。非常に万能。
3.重曹
粒子が細かく水に溶けにくいため、クレンザー(磨き粉)として使える。食用グレードのものは歯磨き粉としてもOK!
酸性物質の臭いを中和して消す効果があるため、冷蔵庫や生ゴミ、靴箱や排水溝の脱臭に有効。また、入浴剤としても使える。
その他、食用のものは、ふくらし粉としてお料理に。

4.過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)
水に溶けると活性酸素を出し、その酸化力で頑固なシミ汚れを分解。塩素系漂白剤より漂白力が穏やかで扱いやすく、色柄物にも使える。洗濯槽や排水口のクリーナー、食器洗い機用の洗剤としても効果的!