【年齢別】浮き輪のサイズや種類 選び方

掲載日:2018年06月24日

海・川・プール
楽しい時間を過ごすには安全をサポートしてくれる
グッズも必要ですよね。

特に浮き輪は
安全をサポートしてくれると安心していると
思わぬ事故やヒヤリハット体験をすることに。

子どもに合った浮き輪はどのようなタイプがいいか
毎年確認が必要です。

サイズについて

まず毎年かならず確認が必要なのがサイズ。
去年はピッタリだったのに今年は小さいとか
兄弟のおさがりなどを使いまわす場合
サイズが合っているか確認しましょう。

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浮き輪のサイズは写真のように必ず明記されています。
新しいものを買う場合店頭にサイズの目安がある場合は良いのですが、
試着できない、サイズの目安もない場合もありますので
下記を参考にしてみてください。

サイズの表記の注意点!
70センチと書かれている場合浮き輪の直径を表しています。
身長や胸囲、ウエストのことではないのでお間違いのないように・・・

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浮き輪サイズの目安

3歳・・・・・・~45㎝サイズ  胸囲目安約49㎝
4歳・・・・・・45~50cmサイズ 胸囲目安約54㎝
5歳・・・・・・50~55cmサイズ 胸囲目安約56㎝
6歳・・・・・・55~60cmサイズ 胸囲目安約58㎝
7際・・・・・・60~65cmサイズ 胸囲目安約60㎝

あくまでも目安になります。体格差がありますので
年齢よりも胸囲に合わせると安全です。
特に低年齢の浮き輪を選ぶ場合、
「すぐにサイズアウトしちゃうから」と2~3サイズ大き目を選ばないでください。

足入れ浮き輪 安心しないで

浮き輪に底がついていて抜け落ちないように両足を入れる穴が開いている
足入れ浮き輪があります。
腕の力が弱く、ずっと浮き輪を持っていられない低年齢を意識した
商品です。

しかしながら、バランスを崩し転倒したときに足が抜けず、
自力で起き上がることが難しい構造です。
また、体全体は浮き輪から抜けないので
保護者が安心してしまい目を離しやすいという危険もあります。

足入れ浮き輪の事故を受けて、足入れ浮き輪を禁止しているプールもありますので
事前に使用可能かどうかチェックが必要です。
また、海や川での使用は転覆の可能性が高くなりますので
注意が必要です。

水場で遊ぶ時は常に監視が必要ですが
足入れ浮き輪を使う場合、より目を離さず、近くにいることが大切です。

ちなみに筆者は足入れ浮き輪で本当に怖い思いをしました。
小学生になってから大人用の足入れ型ボートに乗って川遊びをした際
転覆してそのまま流されてきました。
起き上がろうと思っても全く起き上がれません。

親も近くにいましたが、浮き輪がついていたので思っていたより
早く流されてしまいました。
小学生なので本人も親も安心していたというのもあると思います。

結局助かり、けがなどは無かったのですが
ある程度成長して、泳げるようになってもこのような事故が起きますので
本当に注意が必要です。

アームヘルパー・パドルジャンパー・ライフジャケットを加えて

体に装着するタイプの浮き輪は腰が座っている子なら
候補にいれたい形です。
浮き輪のように抜け落ちたり、
足入れ型のように転覆して起き上がれないなどの事故が起こりにくいタイプです。
(とはいえ、目は離さないでくださいね)

ただし、浮力が小さいので水が怖い子は
どう浮かんだらいいのかわからず、暴れてしまうと
沈んでいってしまうので
力を抜いてリラックスしながら浮かべることが前提です。

また腕につけるタイプはつける位置を間違えないように。
肩につけるイメージになります。
上腕真ん中あたりでつけると顔だけ沈んでしまいますので
付ける位置やキツさについて説明書をよく読んでくださいね。

パドルジャンパーは最近人気の形で
アームヘルパーに胴輪がついています。
アームヘルパーより浮力がありますが胴輪のサイズなど
売り場が少なく試着がなかなかできないのが
難点です。

ライフジャケットは命を守る設計になっていますので
高価ですが、安全性については最も信頼できるでしょう。
きちんとしたライフジャケットは浮くときも
顔を上にして浮かぶように設計してあります。

海や川遊びではつけていても全く大げさではありません。
恥ずかしくもありません。
最近では可愛い柄やデザインのものも増えていますので
ぜひ候補のひとつに考えてみてください。

これらの道具をママの抱っこの補助や
浮き輪の補助として使うののも良いと思います。

海や川遊びは子どもにたくさんの経験を与えてくれます。
プールも夏には欠かせない遊びですね。
でも子どもの命を守るのは親の役目。
ある程度値が張ったり、買い替えがもったいないと感じても
きちんとした道具選びをして楽しく遊びたいですね。