失敗しない幼稚園選びのコツ

掲載日:2016年09月9日

どうしても園になじめず、途中で転園する…
頻繁な園行事への参加など、親の負担が大きく、生活が崩れるため途中で転園させる…

よく聞く、幼稚園選びに失敗した例です。

幼稚園への入園を控えたお子様をお持ちのママたちは、これまでにも見学体験入園を経験されている方も多いと思います。

迫る願書提出日に向けて、幼稚園を比較、検討する時期になりました。幼稚園をどのように選んだら良いか、どのように比較、検討したら良いか、そのポイントを紹介します。

ポイント

①「幼稚園」とはどのような場所かきちんと理解する
最近は認定こども園など、幼稚園と保育園の区別がなくなりつつありますが、成り立ちをきちんと知ることから根本的な考え方の理解に繋げると良いでしょう。
幼稚園は教育の場であり、文部科学省管轄の教育施設です。保育園が生活の場であり、福祉施設であることと大きな違いがあります。
また、保育時間も基本的には4時間とされていますが、最近では長時間保育が求められるようになり、各園の判断で保育時間を延長しているところもあります。
また、入園できる年齢は基本的に3歳からとなっています。
親が保育園で実施されるような内容をイメージしながら幼稚園を選んでしまうと、「なぜこんな対応をしてくれないの?」「こんなはずじゃなかった…。」に繋がります。きちんと幼稚園というものを理解しましょう。

②「公立」と「私立」の違いをきちんと理解する
公立の幼稚園
は、自治体が運営しており、先生は公務員です。また、私立に比べて費用(保育料等)が安く、延長保育がないことが多いのも特徴です。
私立の幼稚園は、ほとんどが学校法人が運営しており、仏教系、キリスト系など、運営方針も様々です。先生もその園の方針により所有資格や経験が定められている場合もあります。付属幼稚園などお受験のある園自然に触れさせるなど比較的自由にのびのびとした園勉強に力を入れる園など、園ごとに特色がでてきます。また、行事等も公立の幼稚園に比べると多く、積極的に取り組んでいる園が多いのも特徴です。

子供の性格にあっている指導方針教育内容であること
幼稚園に通園するのはお子様です。まずはお子様の性格や個性に合った園であることを第一優先に考えるようにしましょう。どのような状況にも柔軟に対応できる年齢ではありますが、どうしてもお子様に合わない幼稚園の場合、お子様が登園拒否を起こしたり、園生活を楽しめないなど、楽しいはずの幼稚園が子供にとって苦痛になってしまいます。どんなに素晴らしい教育でも、本人が前向きでなければそれは吸収されません。
お子様の遊び方や行動等に合った指導方針、教育内容であることを見極めましょう。

親が求める指導方針、設備であること
親はだれでも子供に対してどのように成長してほしいか、成長するうえでどんな環境を整えてあげたいかを考えるものです。その考え方と園の方針が一致していることが大事です。すべての考え方が一致するのは難しいことですが、親の考える指導方針に優先度をつけてどこまで満たされれば満足できるかを考えてみましょう。保育時間や延長保育の料金、おやつへのこだわりなど、些細なことでも、親の中で大事にしている部分が満たされない場合は大きな不満に繋がります。気になることがあったら細かいところまで確認しましょう。また親の考える指導方針に沿わない部分については、その理由を幼稚園に聞いてみると良いでしょう。
例えば、絶対にお弁当の幼稚園が良かったとしても、幼稚園は給食とお弁当を混合にしている場合、その理由を聞いてみると新しい価値観が生まれ、幼稚園の方針に共感できるようになるかもしれません。

⑤必ず事前に見学体験未就園児クラスへ参加すること
指導方針など文字でみるものと実際に先生たちから感じ取るものは大きく異なります。指導方針と掲げていても実際にはその親が思っていたものとは違った対応をしている場合も少なくありません。お子様に合っているか、 親の考える指導方針、設備であるか、自らの目で確認し、幼稚園の雰囲気を肌で感じ、お子様の様子をじっくりと観察する機会にしましょう。また、お子様に直接感想を聞いてみるのも良いでしょう。

⑥園行事に関する親(PTAや父母会)の負担を確認すること
園への親の関わり方は園により大きく異なります。多くの行事に親(PTAや父母会)が関わる園もありますし、幼稚園主導の行事が多く親の関与が少ない園もあります。お仕事をされているママや小さいお子様、お年寄りの介護などをされているなど、自由に動けない環境にあるママには非常にストレスになる場合があります。逆に、園行事に親として参加することでお子様の様子を知ったり、園との関わりが深まりそれを楽しめるママもいます。親の生活環境を考慮して、園の方針を確認してみるとよいでしょう。

⑦近所の人、先輩ママなど、より多くの人に評判を聞いてみること
ご近所の方々、先輩ママなどに幼稚園の評判について聞いてみると良いでしょう。この時、同世代のお子様を持っている方は今のリアルな情報を提供してくれますが、感情が入る場合もあります。ご近所の年配の方など、第三者的な視点から意見をくれる方の情報も重要です。また、園の近くの住民などから意見を聞くことで、園と地域との関わり方を知ることができます。実際に園に通いだすと、園近隣の方々がどう思っているかという観点も重要になります。園行事のたびに近隣からの苦情がくるなどもよくある話です。

各種費用(初期費用、保育料、バス協力費、不定期に回収される費用等)を確認すること
継続的な、定期的な出費は経済的な観点から負担になる場合もあります。各家庭環境に合わせて、お子様の養育費に月いくら用意できるか、習い事や不定期に回収される費用なども考慮して予算を立てるようにしましょう。その上で、経済的に登園可能な幼稚園を見極めましょう。また、入園シーズンに一時的に一括で支払う費用もあります。その時期や金額を事前に確認しておくと安心です。

⑨自宅から登園可能な幼稚園を再度確認しましょう
近隣の幼稚園から検討を始めることが多いと思いますが、最近はバス通園により隣の市の幼稚園でもバスが送迎に来ることが多くなっています。登園可能な幼稚園で、今まで検討に入れていなかった幼稚園があるかもしれません。
どうしてもピッタリと合う幼稚園が見つからない最終決定をする前などに再度視野を広げて見てみると、今まで検討外にしていた幼稚園が候補にあがってくる可能性もあります。