「理由なく仲間に入れてくれない」をどう見守る?

掲載日:2018年11月6日

幼稚園、小学校低学年・高学年と子供たちの
人間関係やトラブルも年齢により変わっていきますね。
我が家の小学校低学年の子供たちはまだ「イジメ」のような事は
起こっていないようですが
誰か意見の強い子の一声で
「理由なく仲間にいれてもらえない」
という事は我が家の子供たちに限らず低学年あるある
一つの様です。

「もう人数がいっぱいだから」だとか
「◯◯ちゃんと遊ぶからダメ」だとか
そういって断られた時は
「仲間にいれて」と言っても結局
「今日はダメ」と言われてしまうことが多いみたいです。

もちろんこういった事は
わが子も例外ではなく
無意識にそうしている可能性もあります。

こういう話を聞くと親はムカムカ・ハラハラしてしまいませんか?

私は一貫して
「毎日誰かと遊ぶ必要はない」と言っていて
そんな風に言われた日は
・他の子と遊べたら他の子を探す
・無理そうなら「今日はそうなんだな」と本を読んだり
 絵を描いたり、1人の時間でも構わない
伝えています。

なので仲間に入れてもらえない時に
その親に伝えたりはしません。
そういった「理由のない仲間外れ」が続いてしまった時は
子どもの話をよく聞きつつ、やはり他の誰か
(違うクラスや学年)に目を向けるように話してきました。

不思議なもので他の子と遊んでいると
今度はその子たちが「仲間に入れて」と言ってきたり
するものです。

こういった小さな仲間外れは「やられた側は傷つく」けど
やっている側は「その日の気分」だったり、特に理由のない事も
多いと思います。

「みんなで仲良く遊びましょう」の園の時代から
少し個性も強くなってきてこういった小さな出来事がよく起こりますね。

私はとにかく「固定された友だちがいない」事は良いところでもあると
思っています。
不安になる時もあると思いますが、逆に言えば自由に好きな事が
できるのです。

娘もこうやって「理由なく仲間外れ」にされる事がちらほらあり
そんな時は教室で絵本を描いていますが
そうするとその絵本がきっかけで今まで話したことのない子と
交流がうまれたりします。

それは自分の好きな事で繋がったとても素敵な出会いなんじゃないかと
私は思います。

また学年が上がってくると対処法も異なってくるかもしれませんね。
ゆっくり見守っていきたいと思います。