子どもの交友関係は親の交友関係がつくるもの?!女の子のグループ1

掲載日:2017年05月12日

b892399efac58b3cab1b86a2265bdf25_sGW明けは子どもたちのストレスも溜まりやすい時期。
徐々に仲のいい子も出てきて、
それによって起こるトラブルも出てくる時ですね。

さて今回は「女の子のグループ」についてです。

子どもは園生活や学校生活がメインになので
大人にとっては「どうでもいいような小さな悩み」が
子どもにとっては大きな悩みになってきますね。

ついにうちの娘も始まってしまいました・・・・。
そしてその悩みに私まで巻き込まれ?!

まさかの言葉 「お母さんも〇〇ちゃんのお母さんと遊んで」

新しいクラスになり、娘は少し友達の作り方に迷っているようです。
年長にもなると顔見知りも増え、女の子も大まかに「決まった子」ができているようです。
そして娘と趣味の合いそうな子数人の仲良しグループに入り
最初のうちは楽しく遊んでいました。

次第に娘はあることに気が付きます。
その女の子たちは登園後 土日も含めほぼ毎日
誰かの家に集まり遊んでいるようでした。
更にはお母さんたちは午前中から夕方まで一緒にいるようです。
夕ご飯を一緒に食べたりお泊り会もしょっちゅう。
そのお母さんたちは、入園する前からの付き合いらしく同級生だったり
兄弟などのライフステージも一緒。
その数人の女の子たちは姉妹も同然に育っています。

「これは娘ちゃんは知らないよね」
「だって娘ちゃんは昨日いなかったじゃん」
「昨日から約束していた」
などの言われることが多くなり
敏感な娘は距離に気が付いて
そのことに傷つくようになっていきました。
残念ながら「知らない!教えて~!今度はまぜて!」と言える性格ではありません。
こう言える子や気にしない子だったら悩まないほど些細な会話です。

あらかじめ言っておくとこの女の子たちは
意地悪でやっているわけではないと思います。
ひとりひとりはとても良い子なのは私も知っています。
ただ共有している時間が違いすぎます。

最初のうちは
「私も〇〇ちゃんたちと一緒に夕方遊びたい」と言っていて
私も時間を作り数回参加させてもらいました。
でも家族同然のお母さんグループに私独り入っていくのもなかなか大変です。
みんな気さくで話しやすく受け入れてくれましたが
帰宅すると緊張していたのかドッと疲れます。
相手もいつもとは違う人が入ってきて気疲れしたのではないでしょうか。
「何か失礼な事は言っていないだろうか・・・」と気になります。

やはり数回では距離が縮まらずある日
「お母さんが〇〇ちゃんのお母さんと遊ばないから独りになる。
〇〇ちゃんのお母さんたちみたいに毎日一緒に遊んで」と言ったのです!

大ショックです!なんと私のせい?!

泣きながら訴える娘に困惑しました。
娘は「いつも帰宅後遊んでないから、距離が縮まらない」と解釈したようです。

「ママはお仕事もあってそれはできないから、行けなくてごめんね。
みんなやさしい良い子だと思うけど、他のお友達も探してごらん?
娘ちゃんならきっとできるよ」と言いました。

娘はたまに泣いて帰ってきます。
朝は気が重く、いきたくないと言いますが
真面目なので登園時間までには踏ん切りをつけ行きます。
グループ分けでは組む人が見つからない事もしばしば。
寝言でお友達の名前を言います。
まだそのグループに入りたい気持ちでいっぱいのようです。
もしその子たちの中に入るなら
娘のように些細な言葉で傷ついていてはこれから先も難しいのかな?と
思います。
過ごしている時間の量が娘だけ圧倒的に違うのですから・・・

そんな娘を見ていると私も辛いのですが
私がそのお母さんグループに無理に入っても逆効果だと思うのです。
娘の交友関係で私のできることは悩みを聞いてあげたり、気晴らししたり
美味しいものを一緒に食べたりすることぐらいなのです。

子どもの交友関係は親の交友関係がつくるもの?

年齢が大きくなれば子どもは勝手に世界を広げます。
交友関係は親がつくるものではないと思います。
でも未就園児は親が行く場所についてきた子ども同士が
仲良くなり遊ぶことが多く、子どもの交友関係は親が作っていたと思います。

私は独身時代も結婚後も特定のグループに入らずに来ました。
代わりに仕事や何か共通目的があると(スポーツやイベントなど)仲良くなりやすい性格です。
逆に目的無く毎日会ったり連絡を取るのがとても苦手で
これからもうまくできる気がしません・・・・

こういった親が交友関係が下手な事が子どもも交友関係に影響する事って
やはりあるのでしょうか・・・園児でも小学生でもまだまだ続くのでしょうか?

この後娘はどうなっていったのか。
どうやって自分で解決していったのか。
後日談をまた書きたいと思います。