資格なしママの就活日記番外【時給500円でも・・の記事を読んで】

掲載日:2017年02月23日


朝日新聞にこんな投書が載っていました。
「保育園落ちた 働きたいが…」
(お名前はこちらで伏せました)

私が連日書いている「資格なしママの就活日記」は
そもそも仕事が決まらないママのおはなし。
資格なしママの就活日記 ハローワークのマザーズコーナーにて衝撃のアドバイス

資格なしママの就活日記「子どもが熱が出たらどうしますか」

資格なしママの就活日記 ネットで見つけた最高のバイト…実は?

この投書は「仕事が決まったのに働けない」ママのお話。

この方は文の中でこう訴えています。
「時給500円でもいい。」と。

普通の仕事の時給が500円でも良いと言っているわけではなく
子ども連れで働いても良いのなら、時給500円でも良いと。
切実な胸が苦しくなるような想いです。

私も仕事が決まらない中で、様々な気持ちの波があります。

最初は「子育てしながらでも自分の好きな仕事がしたい」。
もちろん、これが理想です。
仕事を希望するママの誰もがそう思っているでしょう。

でも、面接にたどり着く前に何回も「子どもはどうするの?」と蹴られると
自分でもどんどん自信を失っていくのがわかります。

別に面接で自分自身を貶されているわけではないのに
社会にとって自分は必要のない人間なのかな、とさえ思えてきます。
新卒の就職活動ではもし落ちても「縁がなかったな!」と
思えたのですが、自分をアピールする前にドアが閉じられてしまうのですから。

ですのでこの方の気持ちはとても良くわかります。
子どもを連れて働けたら・・・ふと頭によぎります。
この投稿者の方もきっと絶望し、追い詰められて投稿したのでしょう。

一方で子ども連れで働くことがどんなに大変かも容易に想像できます。
それは母親だけでなく子どもにとってもです。

家の中でさえ自分の自由な時間がないのですから
そこに仕事の責任や時間的拘束が加わると考えると・・・
時給500円でその生活が続けられるとは思えません。
(特にこの投稿者のお子さんが2歳児なので、さらに大変でしょう)

私はこの記事
を書いたとき、実際にたくさんの子持ちのママがそのサイトで
働いているようでした。

最初は私と同じように
就活をして、または保育園を希望して叶わなかった女性たちもいるかもしれません。

ママと仕事の両立の辛さはたくさんありますが一番は
「実力を100パーセント発揮できないから、妥協し、自分を安く見積もる」
という事なのかなと思います。

誰だって最低賃金以下でどうぞ働かせてください、なんて思いません。
色々な状況に絶望し、自分の価値をとても低く設定してしまう事は
悲しい事です。

「何が何でも、どこでもいくらでも良いから働かせてほしい」
この気持ちがポジティブなものではなくネガティブなものだったら、
自分の価値を上げていくのは容易ではないでしょう。

一方でママワーカ―が急激に増えているので
「周りのママがみんな働いてるから、とにかく自分も働かなきゃ」と
思って焦ってしまう部分も少なからずあると思います。
(月1万8000円でも良いと書いているので、メインの生活費では
ないであろうと予想できます)

私は仕事が好きなので、まだボチボチと自分を嫌いにならない程度に
縁を探しますが、
もし生活に困窮していなければ思い切って仕事をしないという
選択も素晴らしいのではないかと思います。

働くにしても、働かないにしても自分の選択を最良の選択だと思えるように
もう少し時間をかけて家族と向き合いながら自分自身にもヒアリングして
いきたいと思います。

この投稿者の方も今は希望が見えず、苦しいと思いますが
ご家族とともに良い環境が整うと良いなと願わずにはいられません。