育児と家事と仕事と悪阻の狭間で…

掲載日:2016年04月27日

ゆうママです。
いつも読んで下さりありがとうございます。
そして、暫くお休みしていたゆうママコラムやっと再開です。
実は私事ですが、お腹に新しい命を授かりました。2月末から激しい悪阻と奮闘しながら、何とか子供たちとの生活を維持していました。
何度経験してもただただキツい…ただただ辛い…ただただ自分の無力さを痛感する…そんな日々。
旦那単身赴任だったため、家の中大荒れ…。
子供を時間通りに幼稚園に送っていき、時間通りにお迎えに行く!
幼稚園グッズを必死に準備し、頑張ってお弁当を作る。ご飯作って食べさせる!
普段の何気ない日常を送ることだけで必死…。
買ってきた惣菜なんか食べてくれないうちの子供たち。作るしかない…。
今まで冷凍食品なんて使ったことなかったのに、緊急時のために買い込んでみたり。
ご飯を作るだけ作って、片付けなどする余裕もなくパタリと倒れこむ…。
幼稚園のお手紙は何度読んでも頭に入らない…。
携帯の文字を見るだけで悪阻が悪化する…。
そんな荒れ果てた生活、2ヶ月間…。
家の中はみるみる大荒れに…。
食器の山…乾いた洗濯物の山…おもちゃが散らかり、ゴミ捨てにすら出れない日々。
すべての匂いがイヤになり、すべての家事がただただ苦痛…。あぁ、ゴミ屋敷…。
 
 あぁ、あの頃が懐かしい…
子供たちと公園で思いっきり走り回ってゲラゲラ笑って…。
ちょっとした時間にちゃちゃっと効率よく家事と仕事をこなして…。
あぁ、あの頃は充実してたなー!!っと振り返りながらも現実逃避…。
この2ヶ月、何とか子供たちの生活を維持するため頑張ってきたけど、常にポケットにはビニール袋…。
車運転しながら吐くのも慣れたもの。園庭遊びに付き合いながら園庭の片隅で吐くこともしばしば…。3人目ともなるといろいろなことに慣れたものです。笑。
1人目のときは吐くことも恐怖、外に出ることも恐怖…すべてに怯えながら悪阻の時期を乗り切ったのに、今回は子供たちの日常を守るために必死!!
どうにか入院だけはならないように…必死に水分補給…。
あぁーーー、毎度のことながら…、陣痛や産む痛みより何より、悪阻をどうにかしたい。 毎度のことながら、生活がままならなくなる。特に子供ふたり抱えてると今までとはまったく違う。
あまりひとに頼らずに頑張りたいタイプの私、今回ばかりは産前ケア欲しい!!と心から思った。(笑)
それでも子供たち、頑張って付き合ってくれました!!
トイレに駆け込めば付いてきて背中をなでなで。「辛いねー」「大丈夫だよ」と4歳の娘に慰められ。
グッタリしてると心配そうに頭をくっつけて「ママ」「ママ」と犬のようにくっついて離れない2歳の息子。
ママが元気になったら○○連れていってくれる?!
弟に「ママが元気になったらね。」 と言い聞かせる娘。。。
今行きたいところを今連れて行ってと言わない娘…。
ちょっとしたお願い事もすんなり聞いてくれる娘…。
弟の面倒もみてくれる、私がきついときは弟に「ママ辛いからね、お姉ちゃんでもいい?」という娘…。
娘に助けられた2ヶ月間!!!!!!
 
 ママ入院しないよね?入院したらそのまま天国いっちゃうんでしょ?イヤだよ。と寝る前になるとポロポロ泣く娘。
娘が「ママ、私(娘が)、赤ちゃん欲しいって言ったけど、赤ちゃんお腹に来ない方が良かった?」とか聞いてくる。
ひとつひとつ、すべてが切なくて、すべてに泣ける日々…。
大好きな子供たちの臭いも、大好きな子供たちとのスキンシップも…全てが吐き気に繋がる何とも切ない状況に辛くて辛くて、涙して。
ここのところ、やっと子供たちを心から抱きしめることが出来るようになった。これがサイコーに嬉しい!!!!!
子供たちと日課のおはようのチューもおやすみのチューも大好きだったんだけど、更に更に大好きに!!
「ママ~、ギューして~!」
「ママ~、チューしよ~!」
「ママ~、ママ~、ママ~・・・」すべてに心から応えられるようになった!!
今まで淋しい思いをさせてしまった分も、しっかり、しっかり、しっかり向き合っていこうと思います。
 
悪阻に苦しむママへ。。。
悪阻に軽いも重いもない…。悪阻は本当に辛い…。悪阻は本当にキツい…。
これはきっと命の重さだな~と毎回思います!!
数か月後に会える我が子のために、少し休んでみてもいいのかもしれません。
悪阻に苦しむママがまわりにいる人たちへ。。。
悪阻に軽いも重いもない…。みんな大切な命を必死に育てている!ついつい自分の体験談を話してしまいがち…でも、悪阻の苦労話で悪阻はラクになりません。それを受け入れるだけの気力も体力もありません。
今、目の前にいる相手を思いやる言葉をかけてあげてね。
私は今回、「わぁ、悪阻…可愛そう~!」という言葉にどれだけ救われたか。。。
私は今回の悪阻で「わぁ~、可愛そう!」って初めて言われた。
今までの自分じゃこの言葉を言うことはなかっただろうな。でもこれから悪阻に苦しむママがいたらこの言葉をかけてあげたいな~って思うくらいに救われた一言でした。