【コラム】子どもが目的を達成しつつも手段を間違えたとき…

掲載日:2019年05月29日

先日、我が家でとっても愉快な事件が起きたので紹介しますね。
男の子が大好きな昆虫ネタです。

先日、長男と次男が昆虫のガチャガチャをやりました。

長男は念願の「ヘラクレスオオカブト」が出て大喜び。

次男はよくわかっていないながらも「ノコギリクワガタ」が出てこちらも大喜び。

翌日、長男がこの「ヘラクレスオオカブト」をもって公園で遊ぶと言い張る!!

私「ツノとか足とかなくなっちゃうからママが持っててああげようか?」と伝えてみる。

長男「いい!!なくさないから、持っていく。」と持って走り出そうとするので…

私「失くしても知らないからね~」と一応伝える。

長男「失くさないもん!!」と言いながら走って遊びだす!!

私、失くしてきたら面白いなーっと心の中で思いながらそのまま放置する。

長女が下校時間になるので、「帰るよ~」というと何だか様子のおかしい長男!!

私、「お!!やってくれたなーーー!!まんまと失くしてくれたな!(^^)!」と何だか予想通りの展開に面白くなり近づいてみる。

どうしたのー?!と聞いてみると、「ヘラクレスの足が~~~~」っと半泣き状態の長男!!

私、シメシメとしか思わない!!(笑)よくぞやってくれた!!これでわかったか!!(笑)

まだ帰らない~!!足を探す!!足が見つかるまで帰らないーーー!!っと大騒ぎの長男。

お姉ちゃん帰ってくるから帰らないとだめだよ…明日また探せば?!と言って、大泣きの長男を連れて帰宅!!

翌朝、家で事件が起きる…!!

な、、、、なんと~、次男の「ノコギリクワガタ」の足が1本なくなっていて、1本折れているではないかーーー!!

犯人は…もちろん長男!!

な、、、、なんと~、長男の「ヘラクレスオオカブト」の足が揃っているではないかーーー!!

いやぁ、面白い!!けど・・・ここはきちんとお話しするところ。。。と笑いを堪えて幼稚園登園前の長男を呼び出す!!

「ノコギリクワガタ」の足がないんだけど、知らない?

「知らない~!!」

「ホントに知らない?嘘つく子、ママは大嫌いだよ?」

「知ってる…俺がやった…」とニヤニヤ笑いながら答えてきた長男…

全く怒っていなかった…むしろその状況を楽しんでいたはずの私…ヘラヘラしてる長男の姿に怒りは頂点へ!!!!!

足をとったことよりも何よりも、、、悪い事をしたことを自覚していてヘラヘラしてるのが本当に許せず…

感情を押しつぶしながら冷静に?!なれてたかな…(笑)
「同じことされたらどぅ?」「ヘラクレスオオカブト」の足とられたらどんな気持ち?という話をしてみる…「嫌だ!」

いや、彼は「嫌だ!」と口では言っていても、本当にわかってないな…と思ったその時・・・

旦那が「ノコギリクワガタ」と「ヘラクレスオオカブト」を没収。。。

長男が奪い取った足1本と間違って折ってしまった足1本、計2本の足を「ヘラクレスオオカブト」からとると、「ノコギリクワガタ」へ移植!!(笑)


結局、1本の足を失くしたはずの「ヘラクレスオオカブト」は2本の足を失うこととなり…ここでやっと本当の「嫌だ!」に移り変わった長男は1時間以上大号泣して登園していきました!!(笑)

確かに長男の目的は達成されているんだけどね~!!いやぁ、よくぞ色々考えてみたね!!

でもその手段を間違えている…ということを子供にきちんと伝えることって難しいな~と思った面白い出来事でした!!