自分の怒り方これであってるかな?息子からまさかの一言。

掲載日:2016年06月1日

最近自分のしつけ、特に怒り方に自信がなくなっている私。
子供たちが赤ちゃんから少しづつ少年少女になってゆき、
常に怒るような事は減った分、
危険度が増したり、嘘をついたり、
悪いとわかっていてやったりと
悪さの内容がどんどん変わってきました。
普段の子供たちがとても可愛いのに、
どうしても許せなくなるような時があります。

赤ちゃんの時のいたずら、夜泣き
トイトレのおもらし、イヤイヤ期・・・
そんな時は「怒っても仕方ない」
と乗り越えてきたつもりだったのですが。

「子どもの悩みは年齢によって変わって無くなることはない」
と言われますが、本当にその通りでちょっと育児スランプ中です。

特に息子のやんちゃが笑えない程度になってきて
私を悩ませます。
家族のムードメーカーで、ニコニコ可愛く穏やかな息子。
でも、体力もプライドも一丁前になってきて
時にしつけに瞬発力が必要になります。

幼児の頃のように抱きしめながら、
「それはだめだよね?」「なんでダメかな?」
なんてやってられなくなってしまったのです。

息子へのゲンコツ。その時は意識的にしているが・・・

昔のアニメではよくあった親からゲンコツされるシーン。
ここ最近は体罰や虐待のシーンとして削除されているようです。
確かに、いつもゲンコツやお尻を叩かれていたあの男の子のキャラクターたち、
今は口で怒られるだけになっています。

息子がスーパーで商品を雑に扱うとき、
本来とは違う危険な遊び方で遊具を使っている時、
そんな時ゲンコツする時があります。

調子に乗って上がり続けたテンションを下げるには
語りかけるのでは間に合わない事もあるように思うのです・・・。
特に男友達と一緒の時はテンションが急激に上がりやすく
いろいろしようとします。

抱きしめる?なんて人前ではしてくれなくなってしまいました。
その場でゲンコツして帰ってからゆっくり話す。
そんな事が少しづつ増えてきて
このままでいいのかな?と思うようになってきました。

18668図書館でこんな本を読んでみて
①しつけとして叩くことを認めているママ
②どんなことがあっても叩かないママ(怒らない育児も含む)
③叩きたくないのに、(自身のストレスなどで)感情的に叩いてしまうママ
の3種類がいて
・叩かれることもあったけど、その躾に感謝しているママ
・叩かれて育ったことで、現在もトラウマを抱えているママ
の体験談もありました。
※どのような強さで叩くかは人により様々です。
一口に叩く・叱るといってもその部分だけ切り離して考えることはできないなあと
改めて考えさせられました。

また、イギリスでは親の体罰自体が厳しく罰せられるので
論外だという体験談もありました。
大声で怒鳴る事も同様のようです。
しかし、他人でも子供を叱る・褒めるという文化が根付いていて
親以外でも子供が悪さをしたらその場でたしなめるそうです

ぶっちゃけ息子に聞いてみた

息子と二人で落ち着いて話す時間があったので
息子に聞いてみました。
私「ママにゲンコツされたら痛いし、嫌だよね?」
息子「まあね」
私「どんな気持ちになる?」

息子「やっちゃったなあ って」
私「そうだよね、ゲンコツしちゃうときはごめんね」
息子「ゲンコツされるかも!怒られる~って思うけど(悪さ)しちゃうときがある」
私「そうだね~」
息子「でも、ゲンコツの方が口でずーーーっと怒られるよりもいい」

反省反省・・・怒り方だって日々成長中

の息子の言葉は衝撃的でした。
確かにゲンコツ(そんなに痛くない)するときって
お互いにそこでクールダウンして、
ヒートアップする事はありませんでした。
逆に口で怒っている時
怒りが収まらなくて長い時間怒ってしまったりどんどんヒートアップしてしまいしまいには一日中不機嫌な事があります。
息子はゲンコツも嫌だけど、そっちの方が嫌だと。
ゲンコツはセーフ?アウトと悩んでいても、
口で怒っている時はセーフと勝手に思っていた私。ああ反省。

考えてみれば、人を叱ることって人生の中でしてきませんでした。
社会人になっても後輩には優しかったと思いますし
怒るのはもっと上の立場の人の役割でした。

私って子供が生まれてから初めて人を怒ることを始めた
超初心者なんですね・・・。
さらには親からもあまり怒られずに育ちました。
私も息子と同じ、
失敗しながらわかっていくしかないようです。

まだまだ未熟な母親で
たまに激しく落ち込みますが
ゲンコツは封印できるよに、
そして長々----としたお説教もしないように
子供たちと一緒に試行錯誤していきたいなと思いました。