誰も知り合いのいない土地で楽しく育児するには?②

掲載日:2015年12月12日

38689誰も知り合いのいない土地で楽しく育児するには?
の続きです。

私は自分のことを振り返ると
「友達が欲しい!」という気持ちはあまり強く持っていませんでした。
孤独ではありましたが「ママ友は(トラブルになると)怖い」というイメージがあり
言葉の違いもあってか、同じような月齢の親子がいても
気軽に話しかける事はできませんでした。

それよりも「娘の友達が欲しい」。
この気持ちが一番強くありました。

というのも、に書いたように
私は独りで出かけるのが苦痛ではなかったので
娘を連れてどこにでも行きましたが、
公園やイベントで娘が他の子たちと自然と遊んでいる姿を見ると
家では見せない表情や
他の子の真似をして、刺激を受けてたった一日で出来なかったことが
出来るようになったり

子供同士で遊ぶことの大切さを実感していたからです。

公園ですごく気の合う子を見つけたとしても
親同士の交流無しでは、また会えるかもわかりません。

そんな想いから、「土地を好きになる」の次に
「私の友達探し」ではなく「娘の友達探し」を始めました。


・子育て支援センターに行ってみた
まずは地域の子育て支援センターに行ってみました。
誰も知り合いがいなくても
支援センターの先生が気にかけてくださるので
ポツンと浮くことなく時間を過ごすことができます。
でも、誰かと連絡先を交換する事はできませんでした。

・子育てサークルに行ってみた
次に支援センターの先生に地域に子育てサークルはないか聞いてみる
近くで開催しているサークルをいくつか教えてくださり
思い切って参加してみました。

既に輪が出来ているであろう場に
飛び込んでいくのは勇気がいりましたが
参加してみるとし支援センターとはまた違うよさがありました。
参加人数が少ないので、
・親と子どもの顔、名前の一致
・流れの中でお話する
事が簡単にできました。
また、参加しているお母さんたちは共通して友達を探していたので
連絡先を交換する事もできました。
でも個人的に遊ぶまでには至りませんでした。

・子育てイベントのボランティアをしてみた
子育てサークルに参加していると、親子向けのイベントの情報が
たくさん入ってくるようになりました。
イベントの中のひとつでボランティアスタッフを募集していると知り
参加してみることにしました。
すると、まず連絡先を全員と交換することになり、
スタッフのママ同士で自然と連絡を取り合うようになりました。
イベントの準備が間に合わず、自宅で作業することになり
ここで初めて誰かを家に呼び、一緒に昼ごはんを食べるという経験をしました。
その後、このような作業を通じて娘だけでなく自分の友達も出来ていきました。

誰か友達ができれば、その横のつながりでどんどん輪が広がっていきました。


大人が友達を作るのは案外難しいものです。

「自分の友達を作ろう」と思わずに行動していたので
力まずに自然とたくさんの人と出会うことが出来ました。

そして「人との出会い」と「情報」は一緒にやってくるものだなと思いました。
誰かと出会うことでその地域の情報が手に入り、
新たな情報で新しい出会いがありました。

こんな風にして私の孤独だった生活はにぎやかなものになっていきました。
もしまた引っ越すことになったら?
心配もありますが、きっとなんとかやって行けるのではないかと思っています。