子連れで講演会を聴講してきました【母親の意欲を社会的価値へ】

掲載日:2016年03月15日

こんにちは。
ジョインハンズスタッフのnaoです。

3月12日、大阪でITCバリューズウエスト様によるオープンセミナー
-想いを遂げる…創業の叶え方-
が開催され
ジョインハンズ代表理事の中島智子が登壇することになり
子ども連れで参加して参りました。

今回はその講演の感想をレポートしたいと思います。

第4回目となるITCバリューズウエストオープンセミナー。
私は初めて参加させていただきました。
今回のテーマは「想いを遂げる 創業の叶え方」ということで
ITを通して実現する創業に役立つお話ばかりでした。

今回 ITCVWさまのご厚意により中島さんはなんと子ども2人を連れて登壇
私もスタッフとして子ども連れで参加させていただきました。
※すべてのセミナーが子連れOKというわけではありません。

キャリアを諦めて見えてきたひとつの働き方

私がジョインハンズと出会い、縁あってスタッフさせてもらっているのには
ジョインハンズの仕事や子育てに対するスタンスに深く共感し一緒に何かしたいと思ったからです。
私自身夫の仕事の関係で退職、妊娠出産でキャリアを諦めた経験があります。
求職中は「今までのキャリアを捨てたくない!」という焦りや不安が募りました。
一方で「子育てって思っていたよりもずっと楽しい」「子どもとじっくり向かい合いたい」という気持ちも強くありました。
この二つの当たり前の気持ちを実現するのは、
現在の自分の置かれる環境ではとても難しく感じましたが
これを両立することが私の叶えたい働き方であることがわかりました。

主婦の仕事を社会の価値に変える

中島さんも私と同じようにキャリアを一度諦め思い悩む中で
現代の様々な母子を取り巻く社会的背景と
自身の「仕事が楽しくて仕方がない」「子どもがかわいくて仕方がない」
両方の気持ちを活かせる方法はないかという想いで
ジョインハンズ設立に至ったそうです。
ジョインハンズ設立の想い
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また子育て中の主婦の家庭内の役割も社会的な立派な仕事である事を
知ってもらいたい。
育児中の5分5分5分の細切れの空いた時間を活用したいなど
母親の意欲を社会的な価値へ変換することを目的に活動しています。

現在私はサイト内の記事を書くスタッフの一人ですが
自分の書いた記事に大きな反響をもらえた時は
「じっくりと子どもや家族に向き合う事で、それが誰かの役に立っている」と
嬉しくなります。
今まではふと過ぎていた家事や育児ももっと工夫していこう
もっと意識して向かい合おうという意欲が湧きます。
私の育児や家事に対する意欲が家庭内だけでなく社会へ発信されることで
妊娠当初思い悩み実現することが難しいと感じていた
「育児や家族にじっくり向かい合いたい」という気持ちと
「社会の役に立っていたい」いう気持ちが両立できているのです。

ジョインハンズの考え方はもちろんですが
その一端にはITの持つ特性が大きく関わっています
私の住む地域は他のスタッフと違いますが
インターネット通信を利用してパソコン上で会議をすることもあります。
子どもが熱の日でも看病をしながら自宅のパソコンや時にはスマホで作業できます。
子どもの行事がある日には前倒しで作業し、参加することができます。
ITは主婦の生活時間と親和性が高いと実感しています。

女性の輝き方はひとつじゃない8670

私がこの働き方に満足しているのは家事育児と仕事の比率が現在の自分の価値観にあっているからです。
以前新聞のTV欄に「専業主婦VS兼業主婦 どちらが大変か」というものがありましが
なんてナンセンスなんだと呆れました・・・・・。
子どもを保育園に預け、家事は外注してバリバリと働いても
勤めずに家事育児に専念しても、その中間でも
実現したい比率は母親の価値観により大きく違います。
比率自体が良い・悪いではなく
自分の実現したい比率をどう可能にしていくかの方が大切だと思うのです。

今回中島さんが子連れで登壇する姿はとても輝いていしました。
登壇するママを見つめるお子さんも我慢や不安でおとなしくさせられているのではなく
ママが頑張ってるから応援するね」と機嫌よく良い子にしていて
日頃の信頼関係を感じる事が出来ました。
私も娘を連れてドキドキの参加でしたが、「うちの子ってこんな事もできるんだ」と驚かされました。
娘も「ママがお家でこういうお仕事してるんだってわかった」と言ってくれて
子連れで参加できて良かったなと心から思いました。

子連れで登壇も子連れで聴講も主催のITCVWさんや他の聴講者の方の
思いやりがあって実現できたことです。
もっと勉強したい!たくさんの人の前で発表したいと意欲のある母親はたくさんいます。
今後母子にこのような機会が増えていくことを願っています。

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